NO.100
    2015/03/26

 

昨年末、大好評だったライ麦パン “ライブレッド” に代わって、新しく “コイケのパンを発売しました。まだ3ヵ月ですが少しずつリピーターも増え、お客様から 「もちもちしておいしい」 という嬉しい言葉をいただいています。
 今回は、この “コイケのパンを少しご紹介したいと思います。

 



   

 

昨年の5月、原材料の高騰からやむなくライ麦パンの販売を中止させていただきました。毎回楽しみに購入してくださるお客様には本当に申し訳なく思いましたが、「リーズナブル」 をモットーの一つとする健康フレンドとしては、泣く泣くペシュさんのパンを諦めざるを得ませんでした。そしてそれに代わるパンをどうするのか、新たにパン屋を探すのか、それともパンの販売は諦めるのか、選択を迫られることになりました。

 
 

スタッフの間から 「やっぱり、みなさんに喜んでもらえるパンが欲しい!」 という声が上がり、再びパン屋探しの日々が始まりました。そして候補に挙がったのが、以前から付き合いのあった “松月堂コイケ” でした。

 
 

“松月堂コイケ” は愛知大学前にあり、フレンドから車で20分ほど。気をつけていないとうっかり通り過ぎてしまいそうなこぢんまりしたお店です。ご夫婦で25年前から 「安心 ・安全」 をモットーに、国内産の原料と天然酵母を使った “こだわりのパンを焼いています。パンの他にケーキや和菓子も扱っており、地元の人々に根強い人気があります。
 数年前、学生時代から知っていたスタッフが皆に紹介してくれました。素材と味の良さがすっかり気に入り、それ以来時々購入していました。その小池さんが果たして健康フレンド用のパンを焼いてくれるだろうか、祈るような思いで担当スタッフがアタック。すると 「忙しくなるのは困るなあ」 と言いながらも、笑顔で快く引き受けてくれました。一同、ホッと胸をなでおろしました。

 



     

 

さっそく小池さんと打ち合わせを開始。健康フレンドとして自信を持ってお勧めできるパンを作ってもらうために何度も足を運びました。全粒粉の割合を50%、30%、20%と試してみたり、手軽に食べられるようにスティック状にしてみたり、それまで使っていたてんさい糖をメープルシュガーに替えてもらったりと、いろいろ作ってもらいました。小池さんは度重なる要求に嫌な顔一つせず、根気よく対応してくれました。

 



     

 

 検討に検討を重ねた結果、4種類の “食パンができ上がりました。全粒粉30%の食パンは、ノーマルな “プレーン”、いよかんの香りと甘さが詰まった “いよかんピール”、かぼちゃをたっぷりと練り込んだ “かぼちゃ”、リブレフラワーブラウン(焙煎米粉)が50%も入った “リブレ食パン”。いずれも北海道産小麦粉 ・天然塩 ・天然酵母・メープルシュガーを使っています。柔らかくてもっちもちで、噛めば噛むほど小麦と素材の甘さが増してきます。

 
   さらにお楽しみとして5種類の “あんパン     小倉あん ・紫芋あん ・さつま芋あん ・かぼちゃあん ・よもぎ生地の小倉あんを揃えました。皮はもちろんのこと中身の “あん(メープルシュガー使用)がとてもおいしく、素材の旨みがしっかりと味わえる優しい甘さに仕上がっています。どの “あん” も、すべて小池さんが吟味した材料を使って手作りしたもの。ただ甘いだけの市販のあんパンとは一味も二味も違う、食べ応えのあるあんパンです。なかでもスタッフの一押しは “かぼちゃあんパン”、冷凍保存しておいて、登山には必ず持参している者もいます。  



     
   パンを作っているのは、79歳のご主人と73歳の奥さん。世間一般ではすでに引退している人が多い年齢ですが、お二人はバリバリの現役。それどころか、よい小麦粉があると聞けば北海道まで出掛けるほど、ご主人のパン作りへの情熱と探究心は衰えることを知りません。最近パン焼き釜を新しく購入して、ますます張り切っているというのですから、そのパワーに皆、圧倒されています。    
   ご主人は、「生活できればそれでいい。儲けよりもお客さんに安全でいいものを食べてもらいたい!」 というのが口癖。奥さんは、今では珍しく着物の上から割烹着を着ていて、笑顔がとってもチャーミング。「お店に立つのが大好き」 という、おとぎ話に出てくるような “可愛いおばあちゃんという感じです。パン作りはお二人の生きがいであり、若さと元気の源のようです。  
 

ちなみに、パン作りはご夫婦での共同作業ですが、毎日の食事は奥さんへの愛情からかご主人がすべて作っているのだとか。それを耳にしたスタッフ全員、思わず 「うらやましい!」 と一言。

 



     

 

コイケのパンはどれもお勧めですが、中でも全粒粉30%の食パンで作るサンドイッチはスタッフの間で大好評です。味の決め手は、ねりごまと亜麻仁油を混ぜ合わせた “ゴマペースト” と粒マスタード。バターやマーガリン、マヨネーズは使わないので、とってもヘルシーです。キュウリ ・トマト ・レタスなど冷蔵庫にある材料でボリューム満点のサンドイッチに早変わり。“はんぺんがあれば、軽く焼いてレタスとはさんで絶品サンドイッチのでき上がり。「はんぺんなんて合うの?」 と思われるかもしれませんが、これが想像以上にマッチしていて驚きのおいしさです。皆さんも、ぜひ一度試してみてください。